気分が変わりやすい双極性障害の症状|気分の落差でまるで別人

微笑むドクター

別名は気分障害

相談

仕事で病気になることも

双極性障害はどのような症状が現れるか、まだよく知らないという人は多くいます。うつ病と混ぜて考えられていることがありますが、実は同じ病気ではありません。双極性障害の場合は、うつ病の症状を発症しながらも時にひどく高揚し活発化するようにもなり、そのような状態を繰り返す病気なのです。別名気分障害とも言われており、自分で感情のコントロールがなかなかできずにつねに不安定となってしまうのです。この病気は男性でも女性でも成る可能性があり、男性の場合は仕事の過重労働や転勤、職場などの人間関係、経済的な問題などが原因で発症することがあります。女性の場合は生理や産後などによっての身体疾患、家庭内葛藤、育児や引越しなどの環境要因によって発症することがあると言われています。最近、過重労働は男性だけの問題ではなく女性でも多く、今問題ともなっています。仕事が辛くても家族のことを考えたり、経済的なことを考えたりすることで辞めたくても辞められない状態へと追い込み、辛いまま仕事を続けて精神を病む人も少なくありません。そのような状況を続けることで双極性障害を引き起こしてしまう可能性は高くなり、治療をしなければいけない状態となってしまいます。もし、本人が気分的におかしいと感じたり、家族など周囲が精神的に負担をかけていないか感じたりした場合、心療内科やカウンセラーに相談しましょう。症状を伝えることで対応策を考えてくれるようになることもあります。最近ではそのような人の相談を受ける相談室も用意されていることもあるので、積極的に利用するのも良いかもしれません。

どのような特徴が現れるか

双極性障害の症状の特徴といえば、先ほども述べたように気分が落ち込んだり不安を感じたりマイナスな思考状態が続くかと思えば、突然興奮したりハイテンションとなるなどの行動が見られます。そのため周囲は振り回され、周囲の気持ちも疲れてしまうことがあります。そして高揚な気分となっているときは時に相手の話を耳にせずに人に迷惑をかけてしまうような行為に走ることもあります。ジッとしていられなかったり、多弁となったり思い込みや妄想が激しくなることもあり、時に自分は偉大な存在なのだと周囲に訴えることもあります。またいきなり「私はいないほうが良い存在なんだ」「私はだめな人間なんだ」「私がいると周囲に嫌がられる」などのネガティブな言葉を発する、落ち込んだり泣き出したりすることもあるのです。身体的にも疲労感が取れなかったり、普段では自覚されないような心臓の鼓動を感じる心悸亢進を発したり不眠となってしまったりするようになることもあります。そうなると病気になってしまった自分自身ではどうしようもなく、治療を必要となる場合があります。治療法としてでは主に精神安定剤や抗うつ薬を処方され服用していきますが、症状によっては電気痙攣法という治療法を行なうこともあります。そして落ち着ける場所でゆっくりと休養を取りながら気持ちを安定させていき治していくようにするのです。周囲も双極性障害の患者を相手するのに疲れてしまうことがありますが、あまりかまい過ぎないよう、その病気は治るということを伝えながら治療に専念することが大事です。